気管・気管支結核の臨床的問題点

元データ 2001-05-25 日本呼吸器内視鏡学会

概要

48例の気管・気管支結核について臨床経過の検討を行った。若い女性, 主気管支に多く見られ, ほとんどの症例は咳嗽を主訴としている。いまだに発症から診断までの期間が平均4.6カ月と長く, 大量に排菌している傾向が強く周囲への感染が重大である。確定診断には気管支鏡検査は必要である。短期化学療法に加え, 菌陰性化や症状改善を促進し気管支狭窄を防止するためにINH吸入やSM吸入を作用したが, レトロスペクティブスタディーではその有用性は示せなかった。治療開始前に全周性に瘢痕狭窄を認める症例では後に外科手術を要する可能性が有意に高く, 早期治療の重要性が強調された。

著者

小林 信之 国立国際医療センター呼吸器科
工藤 宏一郎 国立国際医療センター国際疾病センター
川田 博 国立国際医療センター呼吸器科
川田 博 現国立療養所南横浜病院
川田 博 国立国際医療センター
豊田 恵美子 国立国際医療センター
豊田 恵美子 独立行政法人国立病院機構東京病院呼吸器科
鈴木 恒雄 国立国際医療センター呼吸器科
鈴木 恒雄 国立国際医療センター
豊田 恵美子 東京病院 呼吸器科
工藤 宏一郎 国立国際医療セ

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