ハイブリダイゼーションによるDNA配列決定と文字の分布との関係
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概要
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DNA配列を決定することはゲノムサイエンスにおいて大変重要な問題である。配列を決定する方法は様々な方法が考えられている。ここではシーケンシングバイハイブリダイゼーション(SBH)と呼ばれるDNAチップによって得られる部分文字列の有無のデータによる配列決定の方法について扱う。従来はこの手法の評価にランダムな配列に対しての特定できる割合を考えられていた。本論文ではi.i.d.配列に対して解析を行い、文字の分布の偏りに従い、配列決定の確率が下がっていく傾向があることを理論的に示した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2001-05-18
著者
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