テザイナ向けモデラにおける履歴操作機能の開発
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概要
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本稿では、ワイヤーフレーム、サーフェイス、ソリッドモデルを複合的に扱えるCAD/CAMシステムにおいて、3次元形状を対話的に設計する際に必要とされる履歴管理機能について提案する。今回、我々が開発した手法は、以下の特徴を有している。(1)形状作成/変更操作に伴って生成/修正/削除された全モデルの状態遷移関係ならびに実行コマンド列を記録することで、モデルの表現形式に依存しない履歴操作が実現できること。(2)設計過程において関係したモデルであれば、1つの関係木構造上に表示して操作できること。(3)関係木構造へのマーキング機能により、関係木構造を直接操作しなくても履歴操作ができること。以下、本文において各項目についての詳細な説明とその使用例について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-11-09
著者
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