ファジイ学習ベクトル量子化法を応用した商品の感性評価支援システムの開発
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概要
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われわれは感性工学を応用した感性情報評価技術に基づく商品設計システムの開発に取り組んでいる.システムの特徴として以下の2点が擧げられる.ひとつは商品イメージの測定とその数値化を行うためのデータのサンプリング手法として合議性による定量化手法であるSD手法(意味微分法:Sematic differential)を採用したこと.もうひとつは"感性のわかるデータベース"ソフトウェアの構築にニューラルネットワークの一実現法であるファジイ学習ベクトル量子化法(Fuzzy Learning Vector Quantization)を応用したことである.この評価支援システムは,商品が感性マップ上のどのイメージ言語に属するかを判断し,商品イメージの診断をする.本報では実験試料として椅子を用いてシステムの診断能力等の評価結果について報告する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-08-18
著者
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