(5)高並列ボリューメトリックシミュレーションのための空間分割方法に関する一考察
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概要
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スーパーコンピュータによるシミュレーション計算と,グラフィックスワークステーションによる可視化処理の間には,データ転送のボトルネックが存在する.構造格子上のシミュレーション計算と可視化処理をPCクラスタの分散メモリ空間上で同時に行えば,このボトルネックを解消し,PCの持つ高い計算性能とグラフィックス性能を活かした,非常にコストパフォーマンスの高いボリューメトリックシミュレーションが実現できると考えられる.しかし,この実現のためには,計算と可視化の双方にとって効率の良い負荷分散方法の開発が必要である.本報告では,開発中の計算可視化システム-VGクラスターを用いて,いくつかの適応的空間分割法を評価し,この問題について考察する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2003-05-12
著者
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