モデル化技術の修得をねらった回帰分析教育
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概要
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モデル化技術の教育をシステム工学教育の一貫としてとらえ,要求分析から評価にいたる流れの中で,モデル化の課題発見と対応策を自己発見的に修得させることを意図している。モデル化の手段として回帰分析を取り上げる。計算手順を効率的に学ばせて,重点をモデル化技術に置くような教育手順と教材を準備した。表計算ソフトの利用が,計算手順の修得,構築,保存に有効である。教育上重要な点は,表計算上での掃き出し法の説明と実演,模範例での手順と結果の紹介,散布図上で直感的な勾配の求め方,自由課題での変数の選択,意図と因果関係のわかるタイトルの付け方などである。段階的な課題提供によって,受講者の興味を継続し,満足度も向上した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-11-17
著者
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