Runtime Restrcturingによる複数コントロールフロー予測
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Runtime Restructuring(実行時再構成方式)は,逐次バイナリプログラムをマルチプロセッサの各要素プロセッサに付加したハードウエアによって投機実行をするSPMD命令流に変換し、そのプログラムを並列投機実行することによって高速化するアーキテクチャである.本論文では、Runtime Restructuringにおける投機実行モデル、データ投機、コントロールフロー投機の方式の詳細を示し、Runtime Restrcturingと高精度の分岐予測方式を組み合わせることで、複数コントロールフローの投機的生成が実現されることを示す。この方式によって、SPEC CPU 95(fp/int)においてのRuntime Restructuringの投機実行性能を示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2002-08-22
著者
関連論文
- ハードウェア・エンジンを用いた10GbE上のTCP通信解析(HPC-17 : 高性能通信)
- Internet2 Land Speed Record : 長距離TCP通信高速化への挑戦
- トピックス
- 長距離広帯域ネットワークでのTCP/IP Acknowledge Packet受信の影響ついて(インターネット応用及び一般)
- 長距離広帯域ネットワークでのTCP/IP Acknowledge Packet受信の影響ついて(インターネット応用及び一般)
- 10ギガビットネットワーク上での高効率TCP/IP通信の実現(HPC-17 : 高性能通信)
- Real Long Fat NetworkにおけるTCP/IPv6の通信性能評価(インターネット及び一般)
- Real Long Fat NetworkにおけるTCP/IPv6の通信性能評価(インターネット及び一般)
- FLASHを用いたリアルタイム講演中継システムとその特性(インターネット運用・管理技術,一般,インターネット運用・管理技術,一般)
- 擬似ネットワーク環境におけるTCP/IPの性能評価(インターネット及び一般)
- 擬似ネットワーク環境におけるTCP/IPの性能評価(インターネット及び一般)
- TCPストリームによる世界最長10ギガビット高速通信回線実験 : Internet2 Land Speed Recordへの挑戦(インターネット・フォトニックネットワークアプリケーション, 一般)
- TCPストリームによる世界最長10ギガビット高速通信回線実験 : Internet2 Land Speed Record への挑戦
- 高レイテンシ環境下におけるデータレゼボワールの性能評価
- MK-4 Data Reservoir : 科学技術研究向け超高速ネットワーク基盤(大型プロジェクト紹介,学術系企画)
- Runtime Restrcturingによる複数コントロールフロー予測
- 超高速ネットワーク用データ共有システム : データレゼボワールの性能評価
- Data Reservoirプロトタイプシステム : アプローチと実験結果
- Data Reservoir : 理学研究のための新しい超高速ネットワーク利用基盤
- 実行時再構成方式におけるバイナリトランスレーション支援
- 実行時再構成方式テストベットOcha-Proの性能評価
- オンチップハードウエアによるループ並列化機構
- On Chip MIMDにおける大規模投機実行機構
- バイナリコンパチビリティを保ちながらloopを投機実行するアーキテクチャ
- Loopを並列実行するアーキテクチャ
- 並列TCPストリームのための流量割り当て方式(HPC-2 : 通信方式)
- レイテンシ予測に基づいた命令フェッチ機構
- Memory String Architecture : メモリウォールを越えて
- 汎用超並列オペレーティングシステムSSS-COREのメモリベース通信機能