MATLAB記述のコンパイレーションにおける複数種類の疎行列データ構造への対応(スケジューリング)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
MATLABは数値計算コードを簡潔に記述できる言語および実行環境であり,広く利用されている.我々は,MATLABコードの高速な実行環境の提供のため,MATLABコードを静的解析によりFortran90記述に変換するコンパイラCMCを開発している.CMCは疎行列計算にも対応しているが,これまでの実装では疎行列のデータ構造はCCS形式しか扱えなかった.本稿では,CMCのCRS形式やMulti-diagonal形式によるデータ構造への対応について述べる.実測により,CMCにあらたに実装したデータ構造の自動変換機能が有効であることが分かった.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2004-03-01
著者
関連論文
- 公開鍵暗号を用いてプログラムの保護を行うプロセッサの提案(プロセッサアーキテクチャ)
- 線形回帰演算の並列化手法の応用によるDOACROSSループの並列実行
- MPLDアーキテクチャのための配置配線支援ツール(ツール)
- 数値処理ライブラリを使用するプログラムの処理内容の「可視化」(HPC-6 : 開発・実行環境)
- MatlabMPI-to-MPIトランスレータの開発(HPC-3 : スケジューリング)
- MATLABプログラムの実行時特殊化機能の実現(Session 2:最適化)
- 行列計算のためのMATLABベース静的型付け言語の設計と実装
- MATLAB記述に基づくPSBLASを用いた並列疎行列計算コードの生成(並列数値計算,「ハイパフォーマンスコンピューティングとアーキテクチャの評価」に関する北海道ワークショップ(HOKKE-2006))
- MATLAB記述に基づくPSBLASを用いた並列疎行列計算コードの生成(並列数値計算, 「ハイパフォーマンスコンピューティングとアーキテクチャの評価」に関する北海道ワークショップ(HOKKE-2006))
- 行列言語コンパイラCMCのJDS形式への対応とMatrix Marketを用いた評価(数値計算アルゴリズム(1), 「ハイパフォーマンスコンピューティングとアーキテクチャの評価」に関する北海道ワークショップ(HOKKE-2005))
- 行列言語コンパイラCMCのJDS形式への対応と Matrix Market を用いた評価
- 高速なMEX-Fileを生成できるMATLABコンパイラ(一般講演2)
- 疎行列に対応した行列言語コンパイラCMCの開発(言語処理系)
- MATLAB記述のコンパイレーションにおける複数種類の疎行列データ構造への対応(スケジューリング)
- MATLABに基づく疎行列計算向けコード生成(科学技術計算)
- 線形回帰演算の並列化手法の応用によるDOACROSSループの並列実行
- ベクトル計算機のための一次回帰演算の高速アルゴリズムとその並列化(並列処理)
- バルク回帰並列処理 : 依存のあるループの並列実行方式
- 粒子輸送モンテカルロシミュレーションコードの自動並列化
- 粒子輸送モンテカルロシミュレーションコードの自動並列化
- 疎結合並列計算機Paragonの性能評価 : ノード間通信性能の評価を中心に
- 行列言語コンパイラCMCのJDS形式への対応とMatrix Marketを用いた評価(数値計算アルゴリズム(1), 「ハイパフォーマンスコンピューティングとアーキテクチャの評価」に関する北海道ワークショップ(HOKKE-2005))
- ベクトル計算機における拡張記憶の拡張主記憶としての仮想化
- 拡張記憶の拡張主記憶としての仮想化
- 書き換え規則に基づく API ベース言語拡張のための COINS を用いたフレームワークの設計と実装
- APIを用いた言語拡張のためのCOINSを用いた処理系実装の試み(アルゴリズムと言語処理系)
- 書き換え規則に基づくAPIベース言語拡張のためのCOINSを用いたフレームワークの設計と実装