並列計算機JUMP-1のMBP-lightの命令セットアーキテクチャの評価(プロセッサアーキテクチャ)
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概要
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並列計算機JUMP-1の分散共有メモリ管理プロセッサMBP-lightの命令セットアーキテクチャの評価を、実機を用いて行った。その結果、MBP-lightに導入されたBuffer-Register Architectureは、ホームクラスタで5.64%、リモートクラスタで6.27%の性能向上を達成した。特殊命令では、クラスタアドレスのハッシュ値を求める命令によって2.80%の性能向上を得る事ができたが、他の特殊命令はあまり活用されていない。これらは、DSM管理プログラムの主要な動作が、ローカルメモリ上のパケットキューの操作である事に起因する。従って、標準RISC命令の利用率が高く、特にロード、ストア命令の比率が高い。このため、命令メモリとデータメモリを分離することができた場合、約33%の性能向上が達成できることが分かった。
- 2003-05-08
著者
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