民生用媒体規格とデータ交換用媒体規格の比較について(データ交換用磁気記録媒体の標準化と最新動向)
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概要
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磁気テープは, オーディオやビデオを記録する民生用(業務用を含む)とコンピュータなどのデータを記緑するデータ用に大別さされる.A・Vのアナログ信号を記録することでスタートした民生用に対し, ディジタルデータを記録するデー夕用はより高い信頼性が要求され, 異なる発展の経緯を辿ってきた.この報告では, それぞれの発展の推移, 規格の開発状況などについて述べる.データ用テープは, 1/2型のオープンリールタイプから発展したリニアスキャン(サーペンタイン)方式と, 民生用の方式を転用することでスタートしたヘリカル走査方式の2つに分けられる.近年, ハードディスクのバックアップなど, データ用での記憶容量増大の要求が急激に高まり, 両方式とも技術開発が急進展し多くのフォーマット(規格)が開発されている.民生用の開発ペースはこのところ緩やかであるが, ディジタル記録へ移行するなかで, データ用との境界が薄れており今後はデータ用の大記憶容量の応用も考えられる.この報告では, これらの記録密度の推移や今後の展望についでも述べる.
- 2002-02-05
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