民生用媒体規格とデータ交換用媒体規格の比較について(データ交換用磁気記録媒体の標準化と最新動向)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
磁気テープは, オーディオやビデオを記録する民生用(業務用を含む)とコンピュータなどのデータを記緑するデータ用に大別さされる.A・Vのアナログ信号を記録することでスタートした民生用に対し, ディジタルデータを記録するデー夕用はより高い信頼性が要求され, 異なる発展の経緯を辿ってきた.この報告では, それぞれの発展の推移, 規格の開発状況などについて述べる.データ用テープは, 1/2型のオープンリールタイプから発展したリニアスキャン(サーペンタイン)方式と, 民生用の方式を転用することでスタートしたヘリカル走査方式の2つに分けられる.近年, ハードディスクのバックアップなど, データ用での記憶容量増大の要求が急激に高まり, 両方式とも技術開発が急進展し多くのフォーマット(規格)が開発されている.民生用の開発ペースはこのところ緩やかであるが, ディジタル記録へ移行するなかで, データ用との境界が薄れており今後はデータ用の大記憶容量の応用も考えられる.この報告では, これらの記録密度の推移や今後の展望についでも述べる.
- 2002-02-05
論文 | ランダム
- 病理診断法の進歩 (特大号/先天代謝異常症--日常診療で必須の知識) -- (診断の進歩)
- シックハウス症候群 (特集 予防原則--生命・環境保護の新しい思想)
- 福祉用具のための軽金属材料の開発
- 自己浮上式海底地震計の観測デ-タ処理方法
- 急性心筋梗塞に対する再灌流療法の評価 : 負荷心筋シンチグラムを用いて(日本循環器学会 第71回近畿地方会)