複数サーバを用いた大規模仮想空間の分散管理(<特集>:インターネット応用システムの構築と運用管理)

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概要

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近年のインターネットの普及により, ネットワーク上にマルチユーザを想定した仮想空間を構築する研究がさかんに行われている.その方法として, 通常のクライアント・サーバシステムではユーザの増加にともないサーバに対する負荷の増大が懸念され, サーバのボトルネックにより接続可能なユーザ数が制限されてしまう.本稿では, 仮想空間全体を不等間隔のメッシュ状に分割し複数のサーバを設けて管理することによって1サーバあたりの負荷を軽減し, 大規模仮想空間において多数のユーザをサポートすることのできる分散管理手法について述べる.また, マルチキャストを用いることにより通信量を減らすことも考える.提案したモデルに基づくプロトタイプを試作し, その評価を行った.
一般社団法人情報処理学会の論文
2000-12-15

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