形状関数を利用した画像ゆがみ補正方法の提案
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概要
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本論文は2次元図形のゆがみを補正する方法について述べたものである.図形のゆがみには移動,回転,スキュー,拡大,縮小など純幾何学的なゆがみと,それ以外の非幾何学的ゆがみがある.これらのゆがみを補正して元の図形に復元する方法は種々提案されているが,いずれもゆがみの性質を限定してそれに適した補正方法として提案されている.本論文では図面やグラフのように,図形が矩形領域の中に存在し,その矩形を座標の基準として利用できる問題に限定して,ゆがみがいかなる性質であっても同一の手段で補正できる方法を提案した.補正の手段としては形状関数を利用している.この方法を計算機で実行できるツールとして開発し,ゆがんだ図形の補正に適用してその精度を検討した.その結果,本法が上記の問題に対して有効な手法であることを確認した.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1999-12-15
著者
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