パーシャルスキャン設計による平衡再収斂構造のテスタビリティ評価 (<特集>電子システムの設計技術と設計自動化)
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概要
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順序回路に対するATPGを困難にする構造として平衡再収斂構造を定義し, 平衡再収斂構造の段数を削減するアプローチと, 経路数を削減するアプローチについて, 故障検出効率が十分に上がらない(83〜95%)実際の無閉路順序回路を用いて, スキャン化率と故障検出効率の解析を行った. その結果, 平衡再収斂構造の経路数を削減するアプローチが, より少ないスキャン化率で十分に高い故障検出効率(99%以上)を達成できるという点で効果的であることが分かった. また平衡再収斂構造の経路数を削減するアプローチは従来故障検出効率の向上に効果的であると知られている順序深度を削減するアプローチよりも効果的であることが分かった.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1999-04-15
著者
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