状態管理によるマルチビュー表示制御
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概要
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CAD や CAEの応用プログラムでは,ある図形の全体図と拡大図を同時に表示するマルチピューと呼ばれる機能が,マンマシン・インタフェース上欠かせないものとなっている.しかし,マルチピューでは,ピューの個数の増大に伴い,描画する図形量が飛躍的に増加するため,表示更新に時間を要し,応答性が悪くなるという欠点がある.この問題を解決するため,本論文では,(1)ピューの表示更新を活性,不活性不可視の状態により管理する,(2)グラフィックス関数を,自動的に再表示を行うべき影響範囲により分類する,(3)システムコールの単位で表示更新を一括処理する,方式を提案している.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-01-15
著者
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渡辺 範人
(株)日立製作所日立研究所
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福島 忠
(株)日立製作所日立研究所第10部
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福島 忠
(株)日立製作所日立研究所
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富田 次男
(株)日立製作所日立研究所
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後藤 正宏
(株)日立製作所大みか工場
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