インバータを用いたPLA畳み込み
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概要
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マスクPLAにおいて,シリコン面積の縮小,信号遅延の改善のために,PLAの占める面積を削減することが望まれている.従来は,切断点を用いて畳み込みを行っている.今回提案する新しい方法は,AND平面内にインバータを配置し,ある入力線とその否定を1本の列に配置することで列畳み込みを行う方法である.本畳み込み手法はマスクPLAに適しており,畳み込みの構造を数学的に簡単に表現することができることに特徴がある.本論文では,畳み込み構造を,論理式の処理に基づいてすべて求めるアルゴリズムについて述べている.また,本アルゴリズムを小規模なPLAについて適用した例を示している.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-08-15
著者
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