分散型演繹データベースシステム : SD^3とそのプロトコル
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概要
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本稿では, 分散型問題解決システムのプロトタイプとして現在開発中の, 演繹検索機構をもった分散データベースシステムの概要を紹介する. 次に, 分散システムの編成形態を形式的に考察することで, それぞれのタイプの類別とそこで扱う処理の差異を議論する. 続いて, いずれの編成形態をとる分散システムに対しても適用可能なプロトコルおよび分散処理方式を提示し, あわせて本システムにおける分散型演繹検索方式の概要を述べる. 次に, 演繹データベースにおける全解探索という問題に対して, システム効率と各ノードプロセッサに割り当てる知識量との関係を評価し, 通信に対する処理時間の比, および割り当てられる知識量の二つが, システムの効率を決定するうえできわめて重要な因子となることを示す.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1985-03-15
著者
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