常微分方程式の初期値問題のある補外計算法
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概要
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この論文は, 常微分方程式の初期値問題の数値解に反復補外計算を適用する方法について述べたものである. われわれは, まず代表的な補外法について, 補外計算に伴う誤差を詳細に分析し, これを根拠にして, 補外計算値に現れる諸現象に合理的な解釈を与える. また, この誤差解析にもとづき, 計算精度に対応した補外段数ならびに収束判定を用いて, 自動的に積分区間を分割し, 精度よい数値解を求めるアルゴリズムを示す.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1982-11-15
著者
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