ビット・ベクトルとインダイレクト・ベクトルを持つパイプライン計算機上のFFTのための新しい並列算法
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概要
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本論文では, パイプライン計算機(ベクトル計算機)によってFFT(高速フーリエ変換)を行うための新しい並列算法が議論される. この算法は modified recursive doubling技法に基づいたW表の作成, Tuttleの算法から導びかれたビット・ベクトルとインダイレクト・ベクトルを用いた変換, 及びインダイレクト・ベクトルを用いたビット反転の3部によって構成される. そしてこの算法の演算量が評価される. さらにこの算法が実際のパイプライン計算機によって実行され, そしてその処理時間と結果の精度が, 通常の計算機によるそれらと比較される. その結果としてこのビット反転の部分は通常の計算機によって処理されたとしても, Singletonのそれより速いことも明らかにされる.
- 1980-03-15
著者
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