三面図からのもとの立体の自動復元 : 円柱部分を含む立体への適用
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概要
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三面図からもとの立体を計算機の内部処理だけで自動的に復元する手法は,3次元 CAD の立体の形状の入力方法として,また多数の視点の画像から立体を認激する方法として利用でき,工学上著しく有益である.筆者はこの手法の開発に取り組み,平面だけで構成され,かつ空洞が存在しない立体であれば,その三面図からもとの立体を復元できる手法を開発した.本研究ではこの手法を一定の条件下ではあるが円柱を含む立体にも適用できるようにした.一定条件とは, 1) 対象物に含まれる円柱部分の軸線が直線で, 2) 三面図のいずれかの投影軸と平行で, 3) 円柱部分の端面がこの円柱軸に垂直な1平面で, 4) 柱面で他の平面または円柱と交差しないことである.完成した手法を種々の三面図に適用したが,いずれももとの立体を復元できた.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-09-15
著者
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