トーラスネットワークにおける最適全対全通信方式 (<特集>並列処理)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
並列計算機では,通信性能がシステム全体の性能に大きく影響を与える.そのなかで,全対全通信は,マトリクスの転置,FFTなど多くの応用問題に繁頻に使用される通信パターンである.本論文では,トーラスネットワーク上での最適な全対全通信方式を提案する.本方式は,多次元トーラスや長方形に対しても適用することができる.本論文では,さらに,全対全通信性能に基づいたトポロジの比較を行うとともに,本方式を実際の並列システムに実現し本方式を検証する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-04-15
著者
関連論文
- AP1000互換通信ライブラリ : WSクラスタ向けの新しい計算環境 : 実装と評価
- AP1000互換通信ライブラリ : WSクラスタ向けの新しい計算環境 : 基本コンセプト
- AP1000+におけるSplit-Cの実装と実行性能の評価
- 高並列計算機AP1000+のメッセージハンドリング機構
- AP1000+:並列化コンパイラをサポートするアーキテクチャ
- AP1000+:並列化コンパイラをサポートするアーキテクチャ
- ストライドデータ転送機構を用いたコード生成
- メッセージ通信の分散メモリ型並列計算機性能への影響 : 通信と演算のオーバラップと直接メッセージ受信の効果
- 分割再構成可能なトーラスネットワーク
- アクティブ・メッセージによる並列プログラム実行性能の改善
- トーラスネットワークにおける最適全対全通信方式 (並列処理)
- トーラスネットワークにおける最適全対全通信方式
- 高並列計算機AP1000のアーキテクチャ
- 並列計算機用ネットワークのルーティング方式
- LINPACKベンチマークの並列ベクトル処理 : 並列計算機AP1000用数値演算アクセラレータによる実現
- Dataparallel-Cを用いたベクトル化コード生成とAP1000への実装
- 高速メッセージハンドリング機構 : AP1000における実現
- 高並列計算機AP1000のB-Netアーキテクチャと評価
- 高並列計算機AP1000の性能評価ツール