PROLOG 処理系の動的 CDR コーディング方式
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概要
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PROLOGは他の言語処理系と比較してメモリ使用量が多いという問題がある.また,PROLOGの基本操作である単一化処理はメモリのアクセス頻度が高いために,RISC技術などによるプロセッサの高速化の一方で,キャッシュミスによるメモリアクセスの遅延が,処理速度を抑制する大きな要因となりつつある.本論文では,PROLOG処理系においてリストの内部表現のメモリ効率を2倍に高めるとともに,メモリの参照頻度を低下させる動的CDRコーディング方式を提案し,その性能評価を示す.本方式は,CDRコーディングの可能を動的に検査するために,リストの多くの要素をCDRコーディングすることができる.CDRコーディングのための処理項目の増加による速度低下は,R1SCプロセッサの遅延スロットを利用して抑えている.コーディング方式では,従来のCONSによる方式と比較して,メモリ参照の局所性が高くなりキャッシュミスの頻度を小さく抑えられるたことが明らかになっためにデータサイズの大きな領域では従来方式を越える性能が得られることが明らかになった.
- 1993-02-15
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