プロセス構成資源の効率的な再利用を目指した資源管理法の提案(OS構成法)
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概要
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プロセスとは,オペレーティングシステムがプログラムの実行を制御する単位である.プロセスは,プログラムの実行時に生成され,プログラムの処理終了時に削除される.プロセスの生成処理は,メモリ空間の生成やプログラムの読込みなどの処理を必要とするため,オペレーティングシステムの処理の中でも負荷が大きい.このため,プロセスの生成処理を高速化する研究が数多くなされている.我々は,プロセスを構成する資源の再利用によるプロセスの生成と削除の処理の高速化手法を提案した.再利用可能なプロセス構成資源を,プロセスの処理終了時に保存し,プロセスの生成時に再利用することで処理を高速化する.しかし,再利用可能な資源を保存した分だけメモリ資源を消費するため,再利用可能な資源を効率良く再利用できる管理法が必要である.本論文では,プロセスを構成する資源の再利用頻度の向上,およびプロセスを構成する資源の再利用処理速度向上を目指した再利用可能な資源の管理法を提案する.
- 2003-07-15
論文 | ランダム
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