部分空間の境界面と関節物体との交差判定による高速形状復元手法
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概要
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複数視点のシルエット画像から3次元空間を復元する視体積交差法の本来の復元精度を保証し,実時間処理可能な高速なアルゴリズムについて提案する.従来から,計測空間を部分空間に分割し,物体と部分空間との高速な重なり判定により復元する方法があったが,処理の高速化のために,重なり判定の正確さを犠牲にしており,本来の視体積交差法の復元精度は保証されていない.本手法では,計測物体(人物)の大きさと形状に関する情報を使って,物体と部分空間との正確な重なり判定を行い,従来処理より高速でかつ視体積交差法本来の復元精度を保証できる方式とした.具体的には,計測物体を既知サイズの部品で構成された関節物体と想定し,関節物体がとりうる形状の最小サイズより定めた最初の部分空間から,漸次的に細かく分割してゆき,各部分空間の壁面(境界面)上を,関節物体の最小部品サイズから定まる間隔で,所望の空間分解能のボクセルと物体との交差を走査することで,物体と重ならない部分空間を正確に排除し,高速に復元する.実際に,ポリゴン表現の人物動作を,リアルタイムに,仮想世界に取り込み表示するシステム(PC2台とカメラ4台)を試作し,2,400[mm]立方の部屋で,25[mm]空間分解能で復元する場合,15.9[frame/sec]の性能を確認した.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2002-12-15
著者
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吉田 裕之
松下電器産業株式会社九州マルチメディアシステム研究所
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吉田 裕之
松下電器産業株式会社マルチメディア開発センター
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重永 信一
松下電器産業(株) 東京研究所
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濱崎 省吾
松下電器産業(株)九州マルチメディアシステム研究所
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濱崎 省吾
松下電器産業株式会社 九州マルチメディアシステム研究所
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濱崎 省吾
松下電器産業株式会社マルチメディア開発センター
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濱崎 省吾
松下電器産業株式会社九州飯塚研究所
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重永 信一
松下電器産業(株)
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重永 信一
松下電器産業株式会社マルチメディア開発センター
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