フラッシュメモリを内蔵したマイクロプロセッサを基本とした進化型ハードウェアの提案(≤特集≥進化的計算)
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概要
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本稿では,マイクロプロセッサを基本とした,新しい進化型ハードウェアのアイデアを提案する.近年,PLDやFPGAを用いた進化型ハードウェアの研究がさかんに行われている.一方,学習に時間がかかる,いつ有効な機能が出現するか予想が難しい,チップサイズが大きい,などの問題から工学分野への普及は今一歩捗っていない.ここでは,これらの問題点を対策する1つの手段として,(1)マイクロプロセッサにフラッシュメモリを内蔵することで,オンボードでのプログラムの書き換えを可能にする,(2)進化的アルゴリズムを用いた,レジスタ・トランスファ.レベルの学習機能を持たせる,(3)定型的な処理を行うプログラムと学習により自己組織化するプログラムの共存が簡単に行える構成をとる,ことを提案する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2002-11-15
著者
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