夜間安全運転支援システム視行動解析による有効性の定量評価(テーマ関連/オーガナイズドセッション1)
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概要
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本論文では, 夜間安全運転支援システムの有効性に関する実験に基づく評価結果を述べる.本システムは, ドライバが, 歩行者を見えない段階で, 警報を伴って歩行者位置をヘッドアップディスプレイに提示する.このようなシステムを定置型のドライビングシミュレータ上に実装した.実験の結果, 歩行者に関するドライバの視覚的注意の頻度の増加と, 衝突回数の1/3減少が見出された.したがって, 歩行者位置を事前に知らせることは, 夜間運転の安全性にとって有効であることが示唆された.
- 2005-09-05
著者
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大桑 政幸
(株)豊田中央研究所
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大桑 政幸
(社) 人間生活工学研究センター
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大桑 政幸
(株)豊田中央研究所感性・人間行動部人間行動研究室
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オコンビ ディバ
(株)豊田中央研究所
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本郷 武郎
(株)豊田中央研究所
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大桑 政幸
(株)豊田中央研究所先端研究センター先端研究統括室
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大桑 政幸
豊田中研
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大〓 政幸
(株)豊田中央研究所ヒューマンセーフティ系エラー予防研究室
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