トライアスリートの最大酸素摂取量およびVentilatory Thresholdの特性
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概要
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Triathletes usually train in the three modes of exercise (swimming, cycling and running), each of which requeres specific muscles in a specific movement pattern. This study investigated the characteristics of VO_<2max> and TV during flume-pool swimming (S), bicycle ergometer cycling (C) and treadmill running (R), and examined how VO_<2max> and VT contributed to triathlon performance. Fourteen male triathletes paricipated in this study. S-VO_<2max> of 53.5ml.kg^<-1>.min^<-1> was significantly lower than both C-VO_<2max>of 58.5ml.kg^<-1>.min^<-1> and R-VO_<2max> of 61.3ml.kg^<-1>min^<-1>. S-VO_<2max> was 87.8% of R-VO_<2max> while C-VO_<2max> was 95.5% of R-value. VT occurred at 38.0ml.kg^<-1> min^<-1> or 70.2% of S-VO_<2max>, 42.5ml.kg^<-1> .min^<-1>or 71.0% of C-VO_<2max> and 43.8ml.kg^<-1>.min^<-1> or 71.0% of C-VO_<2max> amd 43.8ml.kg^<-1> .min^<-1> or 71.0% of R-VO_<2max>. S-VO_<2max> at VT was significantry lower than either C- or R-values. However, no significant differences were observed in VO_2 at VT expressed as a percent of each VO_<2max>. With the exception of absolute and relative S-VO_<2max> and S-VO_2 at VT, total performance times were significantly correlated to both C- and R-VO_<2max> and C- and R-VO_2 at VT when expressed in both absolute and relative values. These results suggest that adaptations of VO_<2max> and VT to triathlon training occurred, and that C- and R-VO_<2max> and C- and R-VO_2 at VT were more useful in predicting the triathlon performance than S-values.
- 日本運動生理学会の論文
- 1994-01-29
著者
-
石河 利寛
中京大学体育学部
-
石河 利寛
中京大学体育学部運動生理学研究室
-
石河 利寛
中京大学運動生理学研究室
-
北川 薫
中京大学運動生理学研究室
-
三浦 哉
徳島大学大学院ソシオアーツアンドサイエンス研究部
-
松井 信夫
中京大学運動生理学研究室
-
北川 薫
中京大学体育学部
-
三浦 哉
中京大学運動生理学研究室
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