産業連関表の三角化手法による情報産業の相互連関分析について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本稿は産業連関表を用いて情報産業の相互依存関係を分析することを目的としている。従来の産業分析では,情報産業は製造業とサービス業に分類され,情報産業自身が産業構造の中でどのような位置にあるかが必ずしも明確ではなかった。産業連関表の三角化は産業の1方向依存性を検証する方法である。三角化の結果,産業のハイアラーキ上における情報産業の位置付けを明確にすることができた。また日米の比較を行った結果,日米の産業構造における産業ハイアラーキには相関があることも明らかにすることができた。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1999-09-27
著者
関連論文
- サッカーJリーグにおけるホームグランド・アドバンテージの統計的推定結果について
- 地域医療連携を促進するための情報システムの試行結果について
- 情報サービス産業のインフラ産業化 : 実証分析方法
- 産業連関表の三角化手法による情報産業の相互連関分析について
- サッカーの得点と統計的研究(その3:totoの確率の考察)
- 1Y-2 産業連関表による日米生産技術構造の差異比較 : 情報活動を中心として(情報システムの分析・設計・評価,一般講演,コンピュータと人間社会)
- 情報システムの発展に関する知財の蓄積-「温故知新:IS発展史に向けて」に学ぶ-
- 第113回IS研究会特別セッション1報告