人工知能と知能情報処理 : 知的システムの将来像
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概要
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人工知能というコンセプトは1956年頃に、人が持っている知的機能を機械に与えるための手法として提唱された。以来、約40年は、その研究は知識ベースシステムにおけるように、定式化された知識を機械の上で操作することに主点が置かれてきた。そのような人工知能の第一世代の果実は、エキスパートシステムであろう。しかし、第二世代の人工知能の、次なる将来像は、人間の知能との統合により、生きた、未知のかつ複雑な現実世界の問題を理解し、解き、処理するような知的なシステムを実現することであろう。この意味で、「人工知能」というより人間・機械知能ないしは自然・人工知能とも呼ぶべきものであろう。ここでは、過去の歴史を振り返り、21世紀の人工知能のビジョンについて学術的側面から考えてみたい。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-05-24
著者
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