進化的計算論における探索点生成メカニズムに関する研究
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概要
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数値最適化問題のための拡張進化計算手法を提案する.特徴は,従来の進化計算手法が探索点生成に利用する遺伝子型空間内の探索点とは異なる情報を利用する探索点生成方法を特つことである.また,提案手法と従来の進化計算手法との比較実験を通じた進化計算手法に対する理解と今後の進化計算研究の方向の提示を試みる.従来の進化計算手法を2つの方向に拡張する.第1の拡張は,従来の探索点生成法が同じ遺伝子型空間内の親探索点から子探索点を決定するのに対し,適応度ランドスケープ内の親探索点から遺伝子型空間内の子探索点を決定する探索点生成法とするものである.この拡張に関して2つの手法を提案する.第2の拡張は,従来の遺伝子型空間内の点と表現型空間内の点の問の1対1対応を,多対1対応とするものである.つまり,表現型空間内の1個の解候補に対応する複数の遺伝子型空間内の点が存在する.この拡張に関して3つの手法を提案する.
- 日本知能情報ファジィ学会の論文
- 2003-10-15
日本知能情報ファジィ学会 | 論文
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