^<13>C呼気試験法による胃排出能検査の標準化(第2部論文集2-6)(<特集>^<13>C呼気試験法胃排出能検査の現状と未来 : 標準化に向けて)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
We investigated some important points to standardize ^<13>C breath test for gastric emptying. The ^<13>C0_2 infrared spectrophotometry analyzer for ^<13>C urea breath test to diagnose helicobacter pylori infection needed two breath samples which were collected before and after taking ^<13>C substance to measure Δ value. We used a few big sampling bags to collect breath samples before taking test meal. The Δ value between two breath samples collected without ^<13>C substance was very small. So there was no problem to regard separate breath samples as same ^<13>CO_2 concentration. Deep breathing and using big sampling bag did not influenced because total C02 concentration of breath sample was not influenced the Δ value when CO_2 concentration was more than 2%. Therefore the ^<13>C0_2 infrared spectrophotometry analyzer was useful to measure breath samples of ^<13>C breath test for gastric emptying. Previous studies usually used the half emptying time as a parameter to assume gastric emptying. Recently, the maximum ^<13>C excretion time was reported as a good parameter to assume gastric emptying. But in ^<13>C-octanoate breath test for solids test meal, the half emptying time and the maximum ^<13>C excretion time were considered parameters which were influenced by absorption, metabolism and excretion because there were strong correlations between the total cumulative ^<13>C recovery and these parameters. Reproducibility of the parameters in ^<13>C-acetate breath test for liquids were better than those in ^<13>C-octanoate breath test for solids. So we considered that ^<13>C-acetate breath test measured by the ^<13>CO_2 infrared spectrophotometry analyzer was a standard method of ^<13>C breath test for gastric emptying and that the maximum ^<13>C excretion time was more useful parameter than other parameters. To simplify ^<13>C breath test for gastric emptying, we considered to need more studies of normal subjects and patients.
- 日本平滑筋学会の論文
- 2002-12-27
著者
-
下瀬川 徹
東北大学病院 消化器内科
-
下瀬川 徹
東北大学大学院医学系研究科 消化器病態学分野
-
下瀬川 徹
東北大学病院消化器内科
-
下瀬川 徹
宮城県対がん協会がん検診センター
-
北川 靖
東北大学医学部消化器病態学
-
大原 秀一
東北大学病院 消化器内科
-
大原 秀一
東北大学大学院医学系研究科消化器病態学分野
-
北川 靖
東北大学大学院医学系研究科消化器病態学分野
-
北川 靖
東北大学医学部附属病院 消化器内科
-
下瀬川 徹
東北大学大学院医学系研究科消化器病態学分野
-
大原 秀一
東北大学大学院医学系研究科内科病態学講座消化器病態学分野
-
下瀬川 徹
東北大学大学院医学系研究科消化器病態学
関連論文
- 著明な形態変化と非典型的なEUS像を呈した成人胃重複症の1例
- 今月の症例 輸血の6カ月後に発症したB型急性肝炎の1例
- 瘻孔癌を合併したクローン病の1例
- 急性膵炎患者の末梢血単球HLA-DR発現の検討
- 女子少年矯正施設被収容者の性感染症罹患に関する検討--10代一般女子少年との比較から
- ^C-尿素呼気試験における最新型赤外分光分析装置 POCone^【○!R】 の有用性の検討 : UBiT-IR300^【○!R】との比較検討
- ^C-尿素呼気試験における口腔内・咽頭内ウレアーゼ活性の影響の検討
- Helicobacter pylori感染胃粘膜の炎症細胞浸潤動態からみたケモカインの変動
- 膵患とNO
- 無管法のBT-PABA試験と便中キモトリプシン活性測定試験による膵外分泌機能の評価
- 自己免疫性膵炎診断基準の改訂案
- クローン病感受性遺伝子 TNFSF15 遺伝子多型における機能解析
- S状結腸瘻造設後残存直腸内に糞石を生じたクローン病の1例
- 腹腔鏡により診断しえた肝分葉異常の1例
- C型肝炎ウイルスジェノタイプとヘルパーT細胞応答の関連
- 化学物質DMBAによる膵発癌マウスモデルはヒト膵研究に適用できるか?
- MUC4とMUC5ACの発現はIPMNsの悪性度に関連する
- サイトメガロウイルス腸炎合併により急性増悪を呈した潰瘍性大腸炎の検討
- SPINK1遺伝子N34S変異はスプライシング異常をおこさない
- 先端的分光内視鏡と光バイオプシー技術の開発
- Hb index (IHb) を用いたH.pylori感染診断に関する研究 -胃内撮影時の諸要因の検討-
- 膵星細胞は血管新生を誘導する
- コクサッキーウイルスの関与が考えられた小児重症急性膵炎の1例
- EVL後長期非再発例における門脈血行動態の解析 : 超音波内視鏡による検討
- 内視鏡的硬化療法と結紮術前後の食道静脈瘤壁外血行路の変化 : 超音波内視鏡による検討
- 音響特性からみた超音波内視鏡胃壁層構造における粘膜筋板存在部位の検討
- 病因と病態
- Sonazoid 造影RVSは誰にでもわかりやすいエビデンスにもとづいた画像診断である
- 肝癌の造影RVS
- 肝癌に対するRFAにおけるRVSの有用性
- 肝癌局所治療支援における Real-time Virtual Sonography の有用性
- 肝癌に対するリアルタイムバーチャルソノグラフィー : Real-time Virtual Sonography : RVS
- 肝癌に対する Real-time Virtual Sonography
- 疾患感受性遺伝子からみたクローン病
- 膵炎関連遺伝子と膵癌の発症
- 慢性膵炎の最近の知見
- 慢性膵炎治療の展望 : 遺伝子異常と線維化の制御
- 急性膵炎-エビデンスに基づく診療ガイドライン- : 2. 診断と重症度判定
- ROCK-1のヒト膵癌における発現 : その antisense oligo による抑制は, 膵癌の運動能を抑制する
- PPAR-γリガンドはAR42J細胞にアポトーシスを誘導する
- アルコールと膵障害
- 膵炎診療の現状と今後の課題
- 急性膵炎の致命率と重症化要因 : 急性膵炎臨床調査の解析
- IBD
- グラフ 消化器疾患のX線診断(1)腹部単純X線検査 総論およびガス陰影以外について
- NOD2/CARD15--クローン病の感受性遺伝子
- 人間ドックの胃がん検診におけるI.I.-DR装置導入の効果と問題点
- 病因と病態
- 急性膵炎の診断・重症度判定と初期診療
- 胃酸分泌からみた Barrett 食道癌の病態
- 食道・胃接合部における一酸化窒素(NO)の発生
- 臨床 最新・薬物治療の実際 胃食道逆流症(GERD)の実態とその薬物療法
- 食道を原発とする早期悪性黒色色腫の1例
- ^C呼気試験法による胃排出能検査の標準化(第2部論文集2-6)(^C呼気試験法胃排出能検査の現状と未来 : 標準化に向けて)
- 14. ^C呼気試験に関する基礎的検討
- 8. ^C-octanoic acid breath testによる逆流性食道炎患者の胃排出能の検討
- W-4. 13C-octanoic acid breath testによる胃排出能の検討
- 輸血の6カ月後に発症したB型急性肝炎の1例
- 慢性膵炎の診断と治療
- 自己免疫性膵炎の診断と治療
- 自己免疫性膵炎の診断と治療
- 「膵臓」新編集委員長挨拶
- 遺伝子
- アルコール性膵障害 : 発症機序と病態
- アデノシンA2a受容体活性化はラットセルレイン膵炎の炎症細胞浸潤を抑制するが膵浮腫を増強する
- ミオシン軽鎖キナーゼ特異的阻害薬は, ヒト膵癌細胞株の運動と接着を阻害する
- リゾフォスファチジルコリンはAR42J細胞にアポトーシスを誘導する
- 膵癌における Tumor Necrosis Factor-Related Apoptosis-Inducing Ligand と, その受容体発現およびアポトーシス誘導機序
- 肝癌局所治療支援における Real-time Virtual Sonography の有用性
- CD4陰性CD8陰性Tリンパ球のサイトカイン産性能について
- 著明な形態変化と非典型的なEUS像を呈した成人胃重複症の1例
- 肝癌に対する動脈塞栓下経皮的ラジオ波焼灼療法
- 診断基準の解説 : 1. 定義と分類
- 膵癌とEMT : BMPシグナルとMSX2による膵癌細胞のEMT誘導機構を中心に
- 改訂基準に対する意見と今後の展開
- 診断基準の概要と経緯
- 加齢に伴う逆流性食道炎の病態の変化 : Barrett 食道/癌を含めて
- 肝硬変患者の低下した樹状細胞機能は, 細胞外の分岐鎖アミノ酸特にバリンの濃度を高める事で部分的に改善する
- カプセル内視鏡によって観察した腸リンパ管拡張症の1例
- 本邦における急性妊娠性脂肪肝およびHELLP症候群での mitochondrial trifunctional protein 遺伝子異常とCYP2E1多型の検討
- 序
- 潰瘍性大腸炎の寛解維持療法とサーベイランス
- 炎症性腸疾患の妊娠・出産に関する臨床的検討
- 生物学的製剤によるクローン病の寛解維持療法 : infliximab 計画的維持投与の治療効果を中心に
- クローン病の長期予後
- 膵癌の早期診断は可能か?
- 急性膵炎における初期診療のコンセンサス改訂第3版
- 自己免疫性膵炎の国際コンセンサス診断基準
- 膵癌の病因と病態 : 膵癌発生から悪性化の分子機序
- 術前に診断し得た下部胆管原発腺内分泌細胞癌の1例
- 類円形を呈した胆管内乳頭状腫瘍の一例
- 薬剤性胃粘膜傷害における胃粘液分泌の役割 : 低用量アスピリン服用による胃粘液および酸分泌の動態における検討
- 急激に門脈圧亢進症をきたし,食道静脈瘤破裂で発症した肝サルコイドーシスの1例
- 腸管狭窄に対するバルーン拡張のコツ
- EUS-FNAにて術前診断し外科的切除を行ったNeurofibromatosis type Iに合併した多発消化管GISTの1例
- 自己免疫性膵炎の診断におけるEUS-FNAのコツ
- 腹腔鏡下膵体尾部切除術後に遅発性に発症した両側膵性胸水の1例
- 土-10-O14-06 消化管上皮細胞におけるソラフェニブ輸送への尿酸の影響についてのin vitroでの検討(薬物動態,一般演題(口頭)14,再興、再考、創ろう最高の医療の未来)
- 土-P2-218 肝細胞がん患者においてsodium alginateによりsorafenibの吸収阻害が示唆された1例(薬物相互作用,一般演題 ポスター発表,再興、再考、創ろう最高の医療の未来)
- EUS-FNAにて術前診断し外科的切除を行った Neurofibromatosis type I に合併した多発消化管GISTの1例