2次ポテンシャル・パルスに対するウィグナー関数
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概要
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We treat a pulse of quadratic potential,i.e.,the spatial part is quadratic function and the temporal part is the Dirac's delta function.The wave function and quantum probability density are obtained for two types of quadratic functions.Moreover we obtain the Wigner function for these two cases and plot the functions in various cases.The relation between the classical case and quantum case is also discussed.我々は2次関数の形のポテンシャル・パルス,すなわち,空間部分が2次関数であり、時間部分がディラックのデルタ関数であるパルスを取扱っている。2つのタイプの2次関数について、波動関数と量子力学的確率密度が得られている。その上、これらの2つの場合についてウィグナー関数を求め、種々の場合についてそれらの関数をグラフに描いている。古典論と量子論のあいだの関係についても議論がなされている。
- 大阪教育大学の論文
著者
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鯖田 秀樹
Department of Physics,Osaka Kyoiku University
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鯖田 秀樹
大阪教育大学教養学科自然研究講座
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有末 英也
Department Of Physics Osaka Kyoiku University
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