225 摺動用カーボン材料表面の通電摺動による化学構造変化
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概要
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可視光励起の顕微ラマン分光分析法により、摺動用カーボン材料表面の通電摺動による化学構造変化を評価することができた。通電を伴わない摺動では摺動材料表面の化学構造変化はほとんど認められなかったが、通電によりスパーク発生を伴った摺動試験では、通電電流量の増加とともに発生スパーク電圧値が増加し摺動材料の黒鉛構造が崩壊していた。スパーク発生を伴う促進通電摺動試験により、摺動材料表面の化学構造変化と摺動材料の摩耗速度の間に相関が認められ、摺動材料の耐久性に関する早期予測の可能性が明らかとなった。
- 社団法人日本機械学会の論文
- 2003-09-05
著者
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