直ぐに使へる軸對稱殼の公式と數表
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概要
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J.W.Geckeler氏の近似法に立脚し、減衰係數kの逆數が經線に沿ふて直線的に變化し、且つ殼の厚さhが一定ならざる場合に就き、與へられたる2つの境界に作用する彎曲偶力及剪斷力より、任意の斷面に於ける彎曲偶力、剪斷力及中心面上の任意の點に於ける移動及回轉を直接に求むる公式を作り、その中に含まるゝ、15個の函數の數表を作製することに依て從來極めて煩雜なるものとして實際上疎んぜられてゐた軸對稱殼の計算を敏速且容易に遂行し得る如く整理したものである。
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1932-05-01