直角二等邊三角形の斷面形を有する棒の捩りに就て
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概要
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柱體の捩りに就ては、サン・ブナン以來色々の人に依り色々の断面形に就て其解答が示されてゐる。然し標題の断面形に就ては未だ其解答を見ない。著者は此断面形に對する捩りの應力函數を無限級數にて表はし、それより断面内に生ずる應力などを計算した。其結果最大應力は斜邊の中央に生じmax^τ=0.4591Gθaとなり比捩角θはθ=38.3G^<-1>Ma^<-4>なる値を示す。但しGは棒の剛性率、aは相等しき2邊の1邊の長さでMは棒に加へられるモーメントである。
- 社団法人日本機械学会の論文
- 1931-12-01