軸承の研究報告第1
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概要
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松村氏の軸承試驗機に依つて、スピンドル油を用ひて、ヴュルフェル軸承の試驗を行つた結果を報告する。軸承の運轉中に於いての平衡状態に達した場合の、油膜の温度と室温との差は、一曲線で表はされる事を、實驗的に求めて、理論的に得たものと、或る係數を掛けると一致する事を述べ。其の軸承に屬した一つの特性曲線に依つて、總べての場合の摩擦係數が、求め得られる事を、實驗的に求めて、之と軸承の理論と比較した。
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1930-08-18