高用量ベクロメタゾン吸入中の喘息症例における1/2用量フルチカゾン1日2回, および1日1回投与の有用性

元データ 2001-04-30 日本アレルギー学会

概要

beclomethasone dipropionate (BDP) 800μg/day以上を使用中の喘息症例47例を対象に,BDPで4週間治療 (BDP期) した後にこれを1/2用量のfluticasone propionate (FP) 1日2回投与に変更して4週間治療し (FP2期),さらに同用量のFPの1日1回投与に変更して4週間観察して(FP1期),各治療期間の有用性を比較検討した.FP2期におけるピークフロー値(PEF,329vs. 306L/min), FEV_1(1.87vs. 1.76L),症状スコア(3.6vs. 6.0/週),β_2刺激薬使用回数(2.7vs. 4.5回/日)は,すべてBDP期に比べて有意に良好であった.FP1期とFP2期とでは,これらの評価項目に有意差は認められなかった.FPは,1日2回投与では倍量のBDPよりも高い臨床効果を有しており,1日2回投与を1回投与に変更しても,少なくとも短期的には同等の有用性が得られるものと考えられた.

著者

亀井 雅 香川県立中央病院内科
長谷川 幹 神戸市立中央市民病院呼吸器内科
石原 享介 神戸市立西市民病院
片山 覚 公立八鹿病院内科
石原 享介 神戸逓信病院 内科
坂本 廣子 西神戸医療センター呼吸器科
坂本 広子 神戸中央市民病院呼吸器内科
長谷川 幹 神戸市立中央市民病院
富井 啓介 天理よろづ相談所病院
藤井 宏 神戸市立医療センター西市民病院呼吸器内科
亀井 雅 香川県立中央病院 皮膚科
亀井 雅 西日本臨床喘息研究会
藤井 宏 神戸市立西市民病院
菊本 直樹 鳥取生協病院内科
前川 豊行 平島病院内科
坂本 幸裕 阿南共栄病院
坂本 幸裕 西日本臨床喘息研究会
菊本 直樹 西日本臨床喘息研究会
前川 豊行 西日本臨床喘息研究会
片山 覚 公立八鹿病院内科:西日本臨床喘息研究会
富井 啓介 天理よろづ病院
藤井 宏 神戸市立医療センター西市民病院

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