0歳アレルギー患児における食物特異的IgE, IgG_4抗体値とアレルギー諸因子の関連について : 2歳以上アレルギー患児群との比較
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概要
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0歳アレルギー患児94名を対象にして, 食物抗原特異IgE, IgG_4抗体出現とアレルギー諸因子との関連を, 多変量解析法にて検討した. また, その結果を以前報告した2歳以上のアレルギー患児の結果と比較検討した. 食物抗原特異IgE抗体陽性患児, 卵白 RAST 陽性患児において, 0歳児群ではIgE RIST 値との関連が最も強かった. 2歳以上群においても順位は共に第1位であったが, レンジ率相対比による関連性の密接度をみると, 0歳時群は約4倍も強い結果を示し, 乳児期におけるIgE抗体の polyclonal な産生が誘導されている可能性を示唆した. 一方, 食物抗原特異IgG_4抗体陽性患児において, 0歳時群では好酸球数値との関連が最も強く, 2歳以上群と比べ約2倍の密接度を認めた. この結果は, 食物抗原特異IgG_4抗体と好酸球数の関連検討の必要性を示唆していると考えられた.
- 日本アレルギー学会の論文
- 1991-01-30
著者
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