抗原抗体反応による血管透過性の定量的研究 : 第1報 腸間膜透過性試験
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概要
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局所アレルギー病変の最初の変化である血管透過性の亢進を, 時間的経過を追って CGS 単位で表現することは, これまで大変困難で真の意味の定量法に欠けていた.著者は CGS 単位による表現で定量化するために, モルモットの腸間膜というごく単純化された場所を選び, リンゲル中に拡散した色素を指標として透過性の亢進を表現する方法を案出し, 腸間膜透過性試験(MPT) と名づけた.この試験の最適条件は, 温液25℃, 反応時間は 120分間以内である.また, 抗原と抗体の量的割合には一種の最適比の関係が成立することが明らかとなった.
- 1975-02-28
著者
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