Kullback-Leiblerの情報量によるネゲントロピの拡張の提案 : 第2報,ネゲントロピと仕事の比例関係
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概要
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ネゲントロピを一般的な状況に適用できるように拡張する場合,エントロピ差でなくKullback-Leiblerの情報量によって定義すべきことを前報で述べた.本報ではこのネゲントロピと,置かれている状況下で系から取り出しうる最大仕事との関係を,例題について調べた.すなわちKullback-Leiblerの情報量によるネゲントロピと最大仕事とは,等温系においては比例し,等温系でない場合も両者の微少変化量をとれば比例する.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1985-07-25
著者
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