影響係数行列法について
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概要
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ポアソン方程式の高速数値解法として知られている影響係数行列法には,大格子数領域およびノイマン境界条件の取扱いに欠点があった.本研究では簡明な行列演算によってそれらの欠点を克服し,さらに空洞流れに適用した.おもな方法として,SOR法,ADI法,完全な陰解法を併用した結果広いレイノルズ数の範囲にわたって安定な,空間的に二次,時間的には一次または二次の精度をもつ高速数値解法を得ることができた.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1985-06-25