再循環域を伴う同軸噴流火炎の保炎機構に関する研究 : 第3報、吹消え限界の予測
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概要
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厚肉円管バーナ後流に形成される再循環域とそのまわりの熱科学的構造を検討し、再循環域はperfectly stirred reactorとみなしうることを示し、吹消えは、この領域内への反応物質の過度の供給が燃焼効率の低下となり生ずるとの考えに基づく保炎モデルを提示した。平均滞留時間を測定し、再循環域と外部流との物質交換量を求め、この結果を保炎モデルに組入れた。予測した吹消え限界は実測値とよい一致を示した。
- 社団法人日本機械学会の論文
- 1984-01-28
著者
-
伊藤 献一
北海道大学工学部機械工学科
-
佐々木 正史
日産自動車(株)
-
佐々木 正史
日産自動車(株)中央研究所
-
佐々木 正史
日産自動車
-
伊藤 献一
北海道大学大学院工学研究科
-
佐々木 正史
日産自動車 総研
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