対向流における発火遅れの研究 : 第2報, 実験
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概要
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高温空気流と室温水素流を薄いシャッタ板をはさんで対抗させておき, このシャッタ板をとりはずしてから発火するまでの時間を発火遅れ時間τとして, 伸長流におけるτへの流速, 空気温度, 燃料濃度の影響を調べた. それにより, 伸長流には発火抑制の効果があり伸長率の増大とともにτは長くなるが, 空気温度が高くなるとその効果は小さくなる. 燃料への空気添加はτを増大させるなど, 前報の理論解析と定性的に一致する結果をえた.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1981-09-25
著者
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