多孔質弾性円管内非定常流 : 第2報, 断面が膨張・収縮する場合
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
一端を閉じて固定した多孔質弾性円管の軸断面が膨張・収縮し管長が変形しない弾性運動によって生じる管内非定常流を, 管壁上での吹出し流を考慮して解析し, 時間空間に関する層流相似解をみいだし, 速度, 圧力, 管摩擦抗力, 動力および仕事の特性を明らかにした. 急速な収縮運動は管内コア流と管壁近傍の境界層流を誘起し,急速な膨張運動は管軸まわりに卓越した捕流を生じる. 管壁吹出し条件と運動条件で流動状態を分類した.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1981-08-25
著者
関連論文
- 気液二相流のみかけ粘性係数とボイド比の関係について
- 気液二相流のみかけ粘性係数とボイド比の関係について
- 多孔質弾性円管内非定常流 : 第3報, 管長および断面が伸・縮する場合
- 多孔質弾性円管内非定常流 : 第2報, 断面が膨張・収縮する場合
- 多孔質弾性円管内非定常流 : 第1報、管長が伸縮する場合