三次元空間における能動消音に関する研究 : 音響パワーを最小にする評価マイクの配置法
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概要
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The purpose of this research was to reduce the total acoustic power of noise sources located in a free field, which leads to lowering of the noise level in the entire area around the noise sources. The condition realizing total power reduction was considered in this paper. The original noise sources and additional sources were modeled as point monopoles to derive equations for the power reduction effects to achieve the above purpose. Next, the power reduction effects in some typical cases were calculated when the existing active control system with an error microphone was adopted. The error microphone was set to minimize the noise level. It was found that the error microphone location significantly affected the power reduction effects and unsuitable locations caused the power increase even if the noise level at the error microphone was sufficiently lowered. The actual power reduction effects were examined using loudspeakers and adaptive noise control system on the basis of the LMS algorithm. Good agreements were obtained when the experimental results were compared with theoretical estimations.
- 社団法人日本機械学会の論文
- 1994-07-25
著者
-
江波戸 明彦
(株)東芝研究開発センター
-
鈴木 成一郎
(株)東芝
-
林 卓郎
(株)東芝研究開発センター機械エネルギー研究所
-
林 卓郎
福井工業大学
-
林 卓郎
(株)東芝機械システムラボラトリー
-
林 卓郎
(株)東芝機械エネルギー研究所
-
江波戸 明彦
(株)東芝:東京都立科学技術大学大学院
-
江波戸 明彦
(株)東芝
-
林 卓郎
(株)東芝
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