大形鋼材の加熱冷却時の温度分布と弾塑性応力 : 第1報,実体温度測定からの伝熱定数の推算
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概要
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低合金鋼円柱の焼入時の温度分布を精度良く求めるために,実体測温に基づく鋼材軸心での冷却曲線から試行錯誤により温度伝導率を推算した.この推算値は徐冷の場合に比べおよそ200℃のベイナイト変態開始温度の降下がみられ,これを用い同材質の大直径モデルへの適用性を検討し,直径1000〜3000mmまでは可能なことを見い出した.また内部での変態膨張が焼割れを誘起する条件を生じる可能性があることについても考察した.
- 社団法人日本機械学会の論文
- 1982-05-27
著者
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