非線形弾性円柱の縦波動伝搬 : 微分展開法とPLK法を併用した解析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本論文においては, 微分展開法とPLK法を併用して非線形弾性体を伝搬する縦波動の挙動を解析し, 位相速度および群速度に及ぼす振幅の影響について検討した. 数値計算はポアソン比をν=0.34としておこないつぎの結果を得た. (1)縦波動の第一次モードにおいても振幅が大きくなればしゃ断振動数が存在する. (2)縦波動の振幅が増大すれば第一次モードおよび第二次モードにおいていそう速度は減少し, 第三次モードにおいては増加する.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 1981-06-25
著者
関連論文
- 塑性異方性発達と音弾性効果の相関
- 音響現象への塑性変形の影響に関する考察 : 超音波による応力測定の基礎理論(弱い直交異方性の場合)
- 厚板理論による片持長方形板の三次元応力解析
- 弾塑性変形状態における音弾性理論
- 超音波をもちいた弾塑性ひずみ測定理論
- 弾塑性変形状態における音響現象の解析 : 超音波による応力測定の基礎理論(等方・均質の場合)
- 非線形弾性円柱の縦波動伝搬 : 微分展開法とPLK法を併用した解析
- 短直方柱の応力解析
- 短い片持ばりの二次元応力問題について
- 短直方柱の応力解析 : 一端固定, 上側面に部分的荷重をうける片持はり類似の問題