軟鋼のひずみ時効における予ひずみの影響
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ひずみ時効に及ぼす予ひずみeの影響についての系統的な研究は少なく,相反する結果も報告されている.そこで軟鋼について実験し,以下の結論を得た.(1)時効の初期においてはeの小なるほうが,また後期においてはeの大なるほうが,降伏応力の増加は大となる.(2)時効の活性化エネルギはeの大なるほど大で,時効の過程において時効機構の変化することが示された.(3)Hundyの等価則の成立範囲は,時効度だけでなく,予ひずみによっても変化する.
- 1979-09-25
著者
関連論文
- 軟鋼のひずみ時効に及ぼす応力の影響
- 軟鋼のひずみ時効における予ひずみの影響
- 不溶着部をもつ十字形継手の純曲げならびに逆対称曲げにおける応力集中係数
- 不溶着部をもつ十字形継手の引張りにおける応力集中係数
- 突出し部を有する板の純曲げにおける応力集中と降伏
- 突出し部を有する板の引張りにおける応力集中と降伏
- 突出部を有する板の引張りにおける応力集中係数
- 突出部を有する板の引張りにおける応力集中係数
- 両側に縦通材を持ち中央に1円孔を有する板の引張り