小穴材のコーキシング効果とき裂の挙動
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概要
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S50C, S10C, 7:3 黄銅(いずれも焼なまし材)の小穴試験片を用いてコーキシング効果の実験を行い以下の結論をえた.1)コーキシング効果で疲労限度が上昇する際,各応力レベルごとにき裂は伝ぱ停留を繰り返す.1回の伝ぱ量はあとの応力レベルにおける程大きい.2)同一応力レベルに達したときのき裂長さは,一般に1回の応力上昇幅が小さい程小さい.3)7:3 黄銅ではコーキシング効果はあるとしてもわずかである.
- 1979-03-25
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