いわゆる平面彈性應力の一般解について(第2報)
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概要
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いわゆる平面彈性応力状態にあるとみなされる多孔薄平板において各境界に作用する外力およびそれらのねじりモーメントが各境界ごとに單独では平衡を保ち得ない場合でも数値計算法を利用すわば解き得られるようなAiryの応力函数の形を求め, その境界條件式ならびに任意閉曲線に対する條件式を誘導した.なお上記Airy応力函数が定義する平面重調和微分方程式を補間法を用いて定差方程式に置換し, これらの定差方程式でできる連立方程式を反覆法を用いて数値計算的に解く場合にふくされる誤差程度を檢討し, なおまたこの平板面分を等間隔網目に分割できる場合に上記の反覆法が收れんすることを証明した.最後に上記の定差連立方程式をSouthwellの弛張法を用いても解き得ることを示した.
- 社団法人日本機械学会の論文
- 1950-11-05
著者
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