円筒に関する塑性理論並に燒嵌め及び力嵌めに関する計算式に就て
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概要
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内圧を受ける円筒の一部分が塑性變形を起した場合に對して「塑性域の体積は不變である」との假定を置いて問題を解いたところ、比較的容易に矛盾の無い結果が得られた。又円筒の強さに関するCook及びRobertsonの實驗結果を塑性理論から吟味し、この實驗結果が從來良く材料破壞の法則の適否に對する實驗的根據とされてゐた事柄に就て批判を試みた。その結果この實驗結果はその目的に對しては不適當である事が解つた。尚円筒が外圧を受ける場合における一部分塑性變形の問題を解き、これ等の内圧及び外圧を受ける円筒に對する解から、燒嵌め及び力嵌めに於て円筒の一部分が塑性變形を起す場合に對する締代と直圧力との関係を明かにした。
- 一般社団法人日本機械学会の論文
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